自分でできる自転車のパンク修理

もっともポピュラーなチューブ式タイヤの修理法

 

 

まず手始めに、もっとも一般的なチューブ式タイヤのパンク修理法をマスターしましょう。パンク修理の基本であるチューブをはずす手順から説明します。使用する工具は、タイヤをリムからはずすために使うタイヤレバーのみです。

 

 

手順
1:ホイールをはずしやすくするために、フロントギヤはまん中かアウターに、リアギヤをトップギヤにかけておきます。

 

2:Vブレーキは、ワイヤー類をはずしブレーキシューの間隔を広げてタイヤに当たらないようにしてください。

 

3:クイックレリーズをきちんと緩めておけば、ホイールは簡単にはずれる状態になります。

 

4:後部の車輪はむずかしく考えずに、上から下に向けて腕全体で地面に押しつけるようにすれば簡単にはずれます。
★ポイント=ホイールをはずすときは左手でサドルを持ちあげ、右手で後輪を地面に向かって押せば簡単にはずれます。

 

5:後部の車輪をはずしたあとの自転車は、変速機が上になるように横たわせるのが、いちばん安定した置き方です。

 

6:空気が残っているとタイヤからはずしにくいので、バルブを緩めてなるべく空気を抜いておきましょう。
★ポイント=フレンチタイプのバルブは先端が細くデリケートなので、軽く押しこむだけで空気は抜ける。空気を抜いたあとは、きちんとバルブを締めておくこと。