自分でできる自転車のパンク修理

修理の総仕上げはていねいに、あくまで慎重に!

 

 

パッチで完全に穴がふさがれたことを確認したら、総仕上げはタイヤの再装備。あくまでも慎重に行うことがポイントです。美しく修理を完成するために、正しい手順を実践してください。

 

 

1:チューブとリムのバルブの位置を合わせるために、位置をしっかり確認しておきます。バルブ周辺の損傷を防ぐため、たいせつなのです。

 

2:チューブにあらかじめ空気を入れて、少しふくらんで丸くなる程度にしておきます。これは、チューブがねじれてパンクしてしまうことを防ぐためです。

 

3:タイヤをリムに入れこんで、チューブをタイヤの中に入れていきます。バルブはリムに対して垂直になるように。
★ポイント=タイヤは本来チューブが入って丸くなります。タイヤだけでは地面に押しつけられて平らになりやすいので、足の甲に乗せて作業を安定させること。

 

4:タイヤとリムの間にチューブを挟まないように、指で押しこんでいきます。

 

5:最後はホイールを逆にし、タイヤをリムに引き上げながらチューブを指で押しこみます。

 

6:手のひらをつかってビード部をリム中央の凹部に落としこみながら、タイヤを押しこんでいきます。

 

7:ポンプで空気を適正圧まで入れ、回してみてタイヤのよれ具合を確認します。よれていたら指で修正。あとは変速機などを再装備する作業です。慣れれば簡単なので、実践してみてくださいね。