自分でできる自転車のパンク修理

いよいよパンク穴をふさぐ、準備のステップです

 

 

前項までの作業でチューブを取りだしたら、まずはどこに穴があるかを見つけましょう。手順は以下のとおりです。

 

1:チューブに少しだけ空気を入れてみて、耳もとで空気のもれる音を確認しましょう。肌に当たる空気も参考にして、パンク穴を見つけてください。

 

2:耳もとで穴の目安をつけたらチューブを水にひたして、その位置と数を正確にチェックします。確実に1箇所ずつ処理していくことがたいせつなポイントです。

 

3:チューブの水けをふきとって、指で反対側から押し広げてみます。そして再度穴の位置を確認したら、タイヤレバーを押しつけ軽くマーキングをしておきましょう。

 

4:パンク穴をふさぐパッチにもサイズがあります。穴の大きさに合わせて、少し大きめのパッチをチョイスするのが安全です。実際にあててみて確認する作業もだいじなのでお忘れなく。

 

5:紙ヤスリなどで傷口を少しなめらかにしておきましょう。この手間をかけるだけで、パッチとノリの密着度がまったくちがってきます。
★ポイント=接着剤をつきやすくするためにかけるヤスリがけは、色を目安にすること。表面が白っぽくなる程度にかけておくと、接着しやすくなります。

 

6:傷口はとにかくキレイにしておきます。ヤスリの粉なども布でしっかりふきとってください。